ピロリ菌の検査の方法 費用はどのくらい?


ピロリ菌の検査って、どんな方法なのでしょうか?費用はどのくらいかかるのでしょうか?ピロリ菌の検査を、受けてみようと思ったので、検査の方法と、気になる費用について調べてみました。

ピロリ菌の検査の方法

経鼻カメラ
ピロリ菌の検査方法は、大きく分けると、胃カメラを使う方法と、胃カメラを使わない方法の2種類があります。

健康保険適用で、安くピロリ菌除菌治療を行うためには、胃カメラを飲む検査が必須です。

何やら難しい検査が6種類もあるようですが、医師によって検査方法が違うようですし、検査の種類によって料金も違ってきます。

安い検査方法でラッキーと喜んでいても、それぞれの検査によって、検査結果の信頼度も違いがあるようです。

ピロリ菌の除菌治療は、一度除菌に成功すると、一生受けなくていいそうです。

病院によっては、患者さんが「○○の検査でお願いします」というと、患者さんの希望を聴いてくれる医師もいるそうですから、難しくて眠くなりそうな検査方法の説明ですが、頑張って調べてみました。

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胃カメラを使う検査



◆迅速ウレアーゼ試験(RUT)
胃カメラを使って組織採取→生検。
20分~1時間ほどで結果が分かるので、その日のうちにピロリ菌感染の有無がわかり、費用も安く、除菌治療前の診断ではよく行われる。

しかし除菌治療後の除菌成功確認検査には適さない。

◆組織鏡検法
胃カメラを使って組織採取→生検。
顕微鏡で菌の有無を調べる。
検査者の熟達度に検査結果が左右されるという問題点がある。

◆培養法
胃カメラを使って組織採取→生検。
ピロリ菌を培養して有無を直接確認。
検査結果の信頼度が高い。

この培養法は、ピロリ菌診断のゴールデンスタンダートと呼ばれる標準法。
しかし、ピロリ菌は培養が難しい細菌なので、ときに、偽性判定が出る場合もあるので注意が必要。

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胃カメラを使わない検査



◆尿素呼気試験(UBT)
検査の前に風船のようなパックを膨らませて、まず自分の息をとっておき、次に錠剤の検査薬を飲んで約20分後に再び息をとるという検査で、とても簡単にできる。除菌治療をした後に、除菌がきちんとできているかどうかを診断するのに適した検査。

◆抗ヘリコバクター・ピロリ抗体検査
採血や検尿で、ピロリ菌に対する抗体の有無を確認。
人間ドックで行われるピロリ菌検査は、この抗ヘリコバクター・ピロリ抗体検査を尿検査で行うケースが多い。

採血や検尿で行う検査なので簡単だが、検査結果の信頼度は落ちる。


特に、ピロリ菌の感染直後や免疫異常のある場合などは陽性とならず、また胃炎が進行して胃がんリスクが高くなっているような、かなり広がった萎縮性胃炎ではピロリ菌量が減少しているために、陰性となってしまうことがあるので注意が必要。

除菌治療後の判定には不向き。

◆便中ヘリコバクター・ピロリ抗原検査
検便。
便に排出された菌の抗原を確認。
自宅で便をとり、病院にもってくればよいので手軽に行える。

検査の信頼度が高いので、除菌治療後の除菌が成功しているかどうかの判定にも適してる。

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案内する看護婦さんB ピロリ菌除菌の副作用や、ピロリ菌の感染ルートについては、こちらの記事もご参考になさってくださいね♪

→ ピロリ菌除菌は薬を飲むだけ?副作用はないの?


胃カメラ恐怖症対策 その1(経鼻用胃カメラ)


鼻から入れる経鼻用胃カメラの動画です。↑

胃カメラをやるとなると、「えっ!胃カメラ?!」と不安になる方もいらっしゃると思います。胃カメラの検査をして、「おぇ~おぇ~」と、嘔吐反射の強かった方もいると思います。

今の胃カメラは、改良が進んで、先端は約9mm。また鼻から入れる「経鼻用胃カメラ」だと、さらに細くて約5mm。

口から入れる胃カメラで、「おぇ~おぇ~」となる方は、鼻から入れる胃カメラがお勧めです。口から入れる胃カメラと違って、患者さんの負担がずっと少ないそうです。

ただ、花粉症など鼻炎が強い方や、小柄な女性などで鼻の奥が狭く、経鼻カメラが通らない場合もあるそうです。

また胃のレントゲン検査で異常を指摘された方や、胃に不安感がある方は、口から入れる胃カメラのほうが良いそうです。口から入れる胃カメラは、太さが太い分、それだけ高機能で、鮮明な画像も撮れ、簡単なポリープ切除もできるからだそうです。

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胃カメラ恐怖症対策 その2(意識下鎮静法)


胃カメラ

それでも、胃カメラとなると、どうしても緊張してしまう方は、点滴で鎮静剤を投与しながら胃カメラを行う意識下鎮静法という検査法があるそうです。


お昼寝してるようなウトウト状態で検査が終わります。鎮静剤を少し投与するだけなので、完全に寝てしまうのではなく、声をかければ応答もできるそうです。


ピロリ菌の除菌治療法

ピロリ菌と胃
ピロリ菌検査で、自分の胃の中に、ピロリ菌が生息してることが分かった場合は、ドンマイです!これ以上、悪さができないように、ピロリ菌を徹底的につぶしてやりましょう。

◆ピロリ菌の除菌は、薬を1週間、忘れずに飲むだけです。


2種類の抗生物質と、抗生物質の効き目をよくするためにPPIという胃酸を抑える薬を1種類、合計3種類の薬を1日2回、1週間内服します。

これで約75%の方が除菌に成功します。しかし抗生物質に耐性があって効かないケースもあるので、その場合は2次除菌法を行います。

◆1次除菌・2次除菌合わせて、約95%の方が除菌に成功します。


それでも、除菌できなかった場合には、3次・4次の除菌法になりますが、その場合には保険適用外になります。

薬を飲み忘れると除菌率が低下するので飲み忘れないように!飲み忘れを防ぐために、メールで知らせてくれるサービスもあるみたいですよ♪


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ピロリ菌の検査費用と除菌治療の費用は?


医療情報看板
ピロリ菌の除菌は、以前は、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・早期胃がんの治療後などの場合には、保険適用されていましたが、2013年2月からは、慢性胃炎の場合のピロリ菌除菌にも保険適用されるようになりました。

ただし、決められた特定の疾患がない場合には、自費負担になります。


それでは、保険適用になる場合と自費負担の場合とでは、費用はどの位かかるのでしょうか。地元のピロリ菌感染症認定医のいる病院に、かたっぱしから電話して問い合わせてみました。

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あっちこっちの病院に聴いてみて分かったことは、病院によって費用に大きな幅があるということでした。

ピロリ菌の検査方法は6種類ありますが、医師によって検査方法が違い、患者さんの状態によっても検査方法が異なると、いわれました。

保険適用になるためには、胃カメラを飲むことが必須となりますが、胃カメラを飲んで、慢性胃炎などの疾患が見つからなかった場合には自己負担になるといわれ、その場合の自己負担額は、3万円程(除菌なしで検査のみ)

驚く女性
Σ(^∇^;)えええええ~ そんなにするんですか!?と思わず声をあげてしまった私。。。他の病院は、もっと安いって言ってたのに……(-。-) ボソッ

しかし胃カメラを飲んで慢性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの症状が見つかった場合には、保険適用となります。

保険適用となった場合は、最初の検査から、1週間分の除菌剤や、4週間後の除菌成功したかどうかの再検査まで、除菌終了までにかかるトータルの費用は、1万円以内(3割負担の場合)という病院が多かったです。

しかし患者さんの状態によっては、組織採取した部分を調べる方法が変わってくるため、そこでも、また料金に違いが出てくるそうです。

要するに症状が深刻な場合ほど、料金は高くなるとも、いわれました。

でも、ここで悩みます。

悩む女性
私のように慢性胃炎などの症状があるかどうか、はっきりと分からない場合は、保険適用になるかどうか自信がないわけです。

料金を安くするために保険適用にするためには、どうしても胃カメラを最初に飲まなければいけません。

しかし、胃カメラを飲んで慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の症状がなかった場合には自費負担になって、凄く高くなります。

医師によっては、お願いすれば慢性胃炎ということにしてくれて、保険適用で除菌が受けられるように配慮してくれる先生もいるそうですが、それは医師によっても違うと言われ、そうなると患者としては、賭けになるわけです。

そこら辺は、前もって病院に問い合わせして聴いてみると、グレー対応に応じてくれる病院もありますが、それは出来ませんと、はっきり断られる病院もありました。

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そこで、慢性胃炎などの自覚症状がない患者さんで、将来的なことを考えてピロリ菌の除菌を希望する場合には、胃カメラを飲まないでピロリ菌の検査ができる「尿素呼気試験」を勧める病院が多かったです。

この尿素呼気試験は、風船に息を吐き、呼気を検査するという簡単な検査なので患者さんの負担も少なく、ピロリ菌の有無を調べるだけなら、3,150円~9,000円位(初診料込み)。

それでピロリ菌がいると分かった場合、その後の除菌治療終了までにかかる費用は、15,000円~32,000円位(最初のピロリ菌の有無の検査から、除菌治療終了してから4週間後の除菌成功したかどうかの確認検査までのトータルでの金額)だそうです。

保険診療の場合には、病院によって、それほど金額に大きな差はないようですが、自費負担の自由診療になると、病院によって料金の幅がかなり大きく変わってきます。

ピロリ菌の検査と除菌を希望される場合には、前もって検査方法や費用について病院に問い合わせてから行ったほうがいいと思います。

地元の病院選びには、日本ヘリコバクター学会のサイトをご参考になさってください。ピロリ菌感染症認定医のいる病院が分かります。

ピロリ菌除菌をする時には、前もって病院に問い合わせをして、胃だけでなく懐にも優しい病院を選びたいものですね。

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