赤ちゃんへの電磁波の影響!健康被害からわが子を守る方法!!


電磁波の影響を考えると、赤ちゃんやお腹の中の胎児は大丈夫かしらと気になりますよね。

先日、親戚が赤ちゃんを連れて遊びに来てくれたのですが、その天使のような赤ちゃんの笑顔に、思わず胸キュン♪可愛い赤ちゃんの姿に見とれながらも、周りに置いてある家電製品から出る電磁波の赤ちゃんへの影響が気になりました。

赤ちゃんが眠ってる画像
電磁波の人への有害性については、2011年WHO(世界保健機関)が「発がん性の可能性あり」と発表しました。

ただ、電磁波が赤ちゃんや胎児にどのような健康被害を与えるのか、その詳しいメカニズムについては、はっきりとは解明されていません。しかし、電磁波に、健康リスクがあることは分かってきました。

そこで今回は、電磁波が赤ちゃんや胎児にどのような影響を与えるのか、また、どうやったら赤ちゃんや胎児を電磁波から守れるのかについて取り上げてみました。

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赤ちゃん・胎児への電磁波の影響

赤ちゃんの写真
赤ちゃんや胎児や子供に、電磁波がどのような健康影響を与えるかについては世界中から研究報告が集まっています。

【赤ちゃん・胎児・子供への電磁波の影響】

  • 小児白血病は、4.67倍増える(子供の寝室の磁場が4mG以上:1mG未満との比較)

  • 脳腫瘍は、10.6倍増える(子供の寝室の磁場が4mG以上:0.5mG未満との比較 H11~H13年度報告書 文部科学省)

  • 強い電磁波を浴びている子供は、小児白血病にかかりやすいだけでなく、死亡率が、4.53倍増える(子供の寝室の磁場が3mG以上:1mG以下との比較)

  • 強い電磁波被ばくを受けた親から生まれた子供は、ダウン症・脳腫瘍・白血病の発症率が高まる

  • 母親が妊娠中に携帯電話を使うと、生まれた子供が将来、行動障害を起こしやすい

  • 乳児突然死(SIDS)は、電磁波被ばくが原因である可能性が高い

  • VDTオペレーター女性には、流産や異常出産が多い

  • 妊娠中の電磁場被ばく量が高いと、生まれた子供が将来、喘息になる率が高くなる

  • 親の電磁波被ばくで女児が多く生まれる


赤ちゃんや子供は、大人よりも頭蓋骨や皮膚が薄いため、電磁波の熱を通しやすく、大人よりも電磁波被害を受けやすくなります。

それでは、赤ちゃんを電磁波被ばくから守るためには、具体的にどのようにしたらいいのでしょうか。次に一緒に見ていきましょう。

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電磁波の悪影響から赤ちゃん・胎児を守る方法


主婦さん
電磁波のカットの仕方ってよく分からないわ

家電博士
デイ上部♪ 次の基本の3点だけ覚えておくと分かりやすいよ♪



■ 家電製品の電磁波対策 ■

  1. 電磁波とは電場と磁場の波
  2. 「電場」はアースでカットすることができる(コタツのようにカットできないものもある)
  3. 「磁場」に関しては、距離を離せば影響は少なくなる

電場の単位 V/m(1メートル当たりのボルト)
磁場の単位 A/m(1メートル当たりのアンペア)通常はガウス(G)、テスラ(T)

※送電線の影響で小児白血病が増えると指摘されているのが4mG(ミリガウス)

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◆ホットカーペット・電気毛布


家電製品の中でも、赤ちゃんに電磁波の影響を強く与えるものは、肌に密着して使用するものです。ホットカーペットや電気毛布は、長時間密着して使用するため赤ちゃんへの電磁波の影響が強くなります。

また、妊婦の電気毛布の使用で、生まれた子供の脳腫瘍と白血病のリスクが、それぞれ2.5倍、1.7倍増えたという研究報告もあります。その他に、子供の泌尿器異常が4倍になるという報告もあります。

そして、子供だけでなく成人女性も、電気毛布の10年使用で乳がんリスクが5倍になるという調査データがあります。

このように肌に直接密着するホットカーペットや電気毛布は、赤ちゃんにとっても大人にとっても非常に危険です。電気毛布は、寝る前にあらかじめ暖めておき、使用中は電源を切るのが、現実的な対策です。


また、最近は電磁波対策(電場・磁場両方)がほどこされてるホットカーペットも出来ています。商品を購入する際には、その商品がどれだけ電磁波対策がされているのかをよく確認してから購入することをお勧めします。

電磁波対策されたホットカーペットの動画↓

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◆電子レンジ


電子レンジの電場に関してはアースを取れば安全レベルまで下がります。冷蔵庫や他のキッチン家電についてもアースを取ることによって電場はカットできます。

しかし、電子レンジの磁場に関しては防ぎようがないので、電子レンジとの距離をとるしかありません。

スイッチをオンにしたら、赤ちゃんを抱いて絶対に電子レンジに近づかないようにしましょう。また電子レンジ使用中に、子供が中を覗き込まないように注意してあげましょう。

電子レンジの電磁波対策について詳しく説明されてる動画がありますので、動画でご覧いただくと分かりやすいと思います。

電子レンジの電磁波対策の説明動画↓

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◆パソコン・テレビ


デスクトップパソコン
パソコンに関しては、VDT症候群が問題となったことで、電化製品の中では比較的電磁波対策が進んでいます。

まず電場に関しては、アースをとることで安全レベルまで下がります。

磁場に関しては、パソコンのモニターは、ブラウン管から液晶型のものに変換していったため低くなっています。液晶モニターの場合、画面から20cm離れると、磁場が1mG以下になりますので、通常の使い方では問題ないと思われます。

一方、パソコン本体からは高い磁場が出ていますが、少し離れることで数値は下がっていきます。パソコン本体はできるだけ身体から離して置くようにしましょう。

パソコン本体をデスクの上に置くと、頭との距離が近くなるので、モニターと並べて置くのは避けたほうがいいでしょう。また赤ちゃんのベッドの近くには、パソコン本体を置かないようにしましょう。

次にノートパソコンの電磁波対策については、分かりやすく説明された動画がありますので、そちらもご参考になさってくださいね。

ノートパソコンの電磁波カットの方法↓




チェックのイラスト
家電製品から発生する磁場は、壁やコンクリートも突き抜けていきます。電化製品を置く場所は、壁をはさんで隣の部屋の状態のことも考えて配置を考えましょう。


テレビの画面も、液晶やプラズマ型に変わってきており、発生する電磁波は小さくなってきています。テレビから大体1m以上離れれば問題ないと思われます。

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◆コタツ

コタツで寝る猫A
コタツにはいろいろなタイプがあります。一番多いのが赤外線コタツではないでしょうか。赤外線も電磁波の仲間ですが、紫外線と同様に皮膚がんになるのではないかともいわれ始めています。足などをむき出しにしないように気をつけましょう。

コタツに関しては、専門家に聴いてみたところアースで電場をカットすることができないそうです。また磁場に関しても、30cmの距離で10mG以上あるものもあります。高いものですと1m離れても数mGある場合もあります。かといって離れてコタツを使うこともできません。

電磁波の影響を受けやすい赤ちゃんや子供、妊婦さんのコタツ使用は控えたほうがいいでしょう。

大人も、コタツにもぐり込んで寝ることは避けたほうが無難です。日本人にはコタツが大好きな人も多いですから、電磁波漏えいの少ない製品が出来てほしいですね。

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◆ヘアドライヤー・電動歯ブラシ

ドライヤーを使う女性
ヘアドライヤーも電動歯ブラシも、頭に近いところで使うものなので電磁波の影響が脳を直撃します。赤ちゃんに電動歯ブラシを使うことはないと思いますが、お母さんのためにも知っておいてくださいね。

ヘアドライヤーの場合は、機種により磁場の強さに大きな差がありますが、1mG以下にするためには、30cm~70cmヘアドライヤーを頭から離す必要があります。

また意外に電磁波が強く出るのが音波式電動歯ブラシです。手で持つ部分では、500mG、実際に口の中に入れる歯ブラシの部分でも100mGと、ちょっと驚きの数値です。ちなみに、私は普通の歯ブラシに戻しました。


★電気シェーバーにご注意!
2005年アメリカの疫学調査で、電気シェーバーの利用で脳腫瘍の一種である髄膜種のリスクが高くなると発表されました。
不使用者と比べると、10.9倍です。使用年数とも関係があり、9年~28年間の使用者では、15.6倍、29年以上の使用で、16.3倍にも膨れ上がります。

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◆ミキサー・フードプロセッサー


ミキサー写真
ミキサーやフードプロセッサーなどモーターを使った機器は、至近距離では100~600mGという強い電磁波を発生させています。1m以上離れれば電磁波は弱くなります。

しかし手を離すと止まってしまう機種もあるので、離れては使えないのが問題です。できるだけ使う時間を短くするしかありません。


◆スマホ・携帯電話


スマホとイヤホンマイクの写真
日本では、携帯電話の取扱説明書に小さい文字で「通話中は身体から1.5cm以上離し…」と書かれてあるぐらいで、電磁波の影響については、スポンサーの圧力がありマスコミも取り上げにくいのが現状です。

フランス政府は、スマホ・携帯電話を使用する場合のアドバイスとして「イヤホンマイク」の使用を勧めていますが、特に妊娠中の女性に対する勧告として、イヤホンマイクを使ったときにスマホ・携帯電話がお腹の近くにこないようにという注意をしています。

ロシアでは、妊娠中の女性に携帯電話の使用中止を勧めています。

バッグにスマホ・携帯電話を入れて持ち歩く場合、お腹に近いと受信時に胎児が電磁波を浴びてしまいます。できるだけ身体から離したところに入れて持ち歩くようにしましょう。

ひよこ スマホ・携帯電話から身を守る具体的な方法は、こちらをご参考になさってくださいね♪ → スマホの電磁波から子供を守る!後悔しないための10か条!

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ま と め

赤ちゃんのイラストA
赤ちゃんや子供は、電磁波の影響を受けやすく白血病や脳腫瘍など健康被害をもたらすといわれています。

しかし、電磁波の有害性については、はっきりと証明されるまでには時間がかかります。その結果を待ってからの対策では、多くの犠牲者が出た後になってしまいます。悪影響が証明されてからの対策では遅すぎるのです。

電磁波の電場に関してはアースを取ることで、磁場に関しては距離を取ることで電磁波の影響から身を守ることができます。

大切な赤ちゃんや胎児を電磁波から守るため、不必要な電磁波被ばくは避けるよう心がけていきたいですね。

参考書籍
  • 健康を脅かす電磁波 荻野晃也著
  • 本当に怖い電磁波の話 植田武智・加藤やすこ著
  • IH調理器を買う前に必ず読む本 植田武智著
  • ショック!!やっぱりあぶない電磁波 船瀬俊介著

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4 Responses to “赤ちゃんへの電磁波の影響!健康被害からわが子を守る方法!!”

  1. MILK より:

    はじめまして。

    書かれている内容について疑問があるので、分かったら教えていただきたいのですが、
    電気毛布で健康リスクがある、などなど、過度に電磁波か危険と取り上げられておりますが、それらの情報はどういったものに由来するものでしょうか。

    当方で調べた際には、WHO含め、そのような書き方がされているものを見つけることが出来ませんでした。
    最も容易な、WHOの発表ですら、2011年度のは携帯電話の「10年以上毎日使用」した場合の物でしたし、
    小児白血病も電磁波の影響とは言い切れない、とされており、少なくとも5倍近い数字の根拠は見られませんでした。

    電気シェーバーについても、根拠が見られず、
    全体的に電磁波の強さを考慮しないでとにかく危険と書かれているだけの陽で非常に気になります。

    • poteto より:

      MILK様

      コメントどうもありがとうございます。

      この記事内に記載している情報は、書籍からの情報です。私が一つの記事を作るときには、だいたい最低でも10冊以上の書籍を調べます。その中の書籍の一部を、記事の最後に参考書籍として記載することもあります。

      ちなみに書籍に書かれてある情報は、世界中の学術論文や調査報告などを元に、各分野の専門家や医療ジャーナリストなどが書いており、決していい加減なものではありません。

      この記事は一年以上前に書いた記事なので、一つ一つの数字が、どの書籍からの情報なのかは今、手元にないので即答できませんが、記事内で使った数字などの情報については、参考書籍として表記するようにしておりますので、参考書籍をお調べいただければ、お分かりになるかと思います。


      電磁波問題については、企業にとっては認めたくない問題でしょうし、企業の巨大な資金力をもって行われた実験データなどは、しばしば数字が大きく変わってくることがあるのは、皆さんもよくご存知のことだと思います。

      記事内にも書きましたが、電磁波の有害性については、はっきりと証明されるまでには時間がかかりますが、それまでの間、どのデータを信じるかは個人の判断次第になると思います。


      >過度に電磁波か危険と取り上げられておりますが

      私の周囲には、現に電磁波の影響で健康被害を受けてる人がいるので、私は電磁波問題を軽い問題だとは思っておりません。

      台所をIH調理器に換えた途端、原因不明の頭痛・吐き気で台所に立てなくなり、仕方なく元に戻した主婦もいるのです。しかしIH調理器を使ってても平気という方もいるでしょう。

      特別支障を感じてない人からすれば、電磁波問題はさほど気にすることはないと思うでしょうが、健康被害を受けてる人に、電磁波問題をさほど気にすることはないと言えるでしょうか。

      ただMILK様には、MILK様の見解があると思いますので、私とは違うご意見として承りました。参考意見をどうもありがとうございました。

  2. MILK より:

    御返事ありがとうございます。

    ただ、誤解ないようにですが、電磁波そのものを少し調べるだけでも、いくつも疑問があり、
    逆に船瀬俊介に代表されるような、知識がないにもかかわらず「電磁波が危険だという本を売る商売」も多くあるので、気になった次第でした。

    調べた範囲では電磁波は、「周波数」「強さ」「時間」の要素で影響を語られており、意図的に電磁波を発していない製品は消費電力で電磁波の強さが変わっておりました。
    なので、「短時間」かつどう考えてもドライヤーなどよりも「消費電力」の少ない、シェイバーで10倍もの差になるわけがない、と思い根拠を確認したいと思っておりました。

    なお、余談となりますが、IHについては調べたところ、電磁波に対して厳しい規制を敷いているスウェーデンですら、「健康被害は皆無である」という情報を発表しておりました。

    • poteto より:

      MILK様

      コメントどうもありがとうございます。

      >なので、「短時間」かつどう考えてもドライヤーなどよりも「消費電力」の少ない、シェイバーで10倍もの差になるわけがない、と思い根拠を確認したいと思っておりました。

      電磁波問題に関しては、距離の問題がかなり大きく影響すると思います。ドライヤーは、頭から離して使いますが、電気シェーバーに関しては、顔に密着して使います。携帯の電磁波が問題とされるのも、頭に密着して使う点です。


      >なお、余談となりますが、IHについては調べたところ、電磁波に対して厳しい規制を敷いているスウェーデンですら、「健康被害は皆無である」という情報を発表しておりました。

      日本では、ある時期からIH調理器に関してはアースをとるように義務づけられました。しかし、それ以前のIH調理器に関しては、かなりの電磁波が出ていました。

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