おせち料理の意味といわれ 子供にも伝えたいおせち料理の食材の意味


お正月のおせち料理には、私たちの先祖たちが、新しい年を祝い、一年の幸せを願った想いがいっぱい込められているそうです。

子どもの頃には、おせち料理の中には、ちょっと苦手な食べ物もありましたが、縁起物だから、少しでもいいから一通り食べなさいといわれたものです。

おせち料理の写真

年の暮れ、母が長時間立ちっぱなしで一生懸命作ってくれたおせち料理は、お正月の一番の楽しみでした。

おせち料理の意味や、いわれは見過ごされがちですが、お正月に親子で、おせち料理をいただきながら、おせち料理の意味や、いわれをお子さんに伝えてあげると、お母さんの株があがるかもしれませんよ。

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おせち料理のいわれ

おせち料理と呼ぶのはなぜ?
おせち料理は、「節句」(元旦と五節句)に神様にお供えする「節供(せちく)料理」に由来します。「節句」(元旦と五節句)の日に、神様に食べ物をお供えして、その後、おさがりをいただくことで、力を授かることができるといわれていました。


神様に食べ物をお供えすることを「節供」といい、そこから、おせち(お節)料理となったといわれています。今では、最も大切なお正月の膳だけをお節と呼ぶようになりました。

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お節は、その由来から縁起をかついだものを作ることが特徴で、食材にも、それぞれ意味がこめられています。詰め方は、5品、7品といった縁起の良い奇数で彩りよく盛りつけ、めでたさを重ねるという意味をこめて、重箱を重ねます。


おせち料理は、日持ちのする工夫がなされ、そのため手間のかかる料理が多く、年の暮れの主婦は大変です。これは、お正月に歳神様を迎えるため、神と共に食べる雑煮を作るとき以外は、出来るだけ火を使うことを慎む風習のためといわれています。


おせち料理の食材の意味

おせち料理と黒豆

正式なおせち料理には、五段重が使われますが、最近では三段重が主流です。重箱は、上から、一の重(じゅう)、二の重、三の重、与(よ)の重(四は死を表すというので使われません)、五の重と数えます。


地域や各家庭によっても重箱の詰め方や品はいろいろですが、一般的には、一の重には口取り(祝い肴)、二の重には口代わりの酢の物、魚料理、三の重には煮しめを詰めます。

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数の子
数の子b    
ニシンの子。卵の数が多いことから、たくさんの子孫に恵まれますようにと願ったもの


栗きんとん
栗きんとん  
きんとんは金団と書き、金団は金の小判を意味し、お金が貯まりますようにと願ったもの


黒豆
黒豆     
まめ(勤勉の意味)に働き、まめ(健康の意味)に暮らせることを願ったもの。黒は、魔よけの色ともいわれる


紅白かまぼこ
紅白かまぼこ 
赤は魔よけ、白は清浄を意味し、日の出に似た形から新しい門出を祝うという意味  

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伊達巻き 
伊達巻b  
巻物に似た形から、知識が増えることを願ったもの


田作り
田作りb    
いわしが田畑の肥料に使われていたことから、豊作を願う意味がこめられている



たたきごぼう
たたきごぼうc 
豊作のときに飛んでくるタンチョウの姿に似ていることから豊作を願ったもの


海老
海老b     
腰を曲げて進む様子が老人に似てることから、腰が曲がるまで長生きできるようにと願ったもの

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鰤(ぶり)
鰤b  
ぶりは出世魚なので出世を願ったもの


鯛(たい)
鯛b  
めでたいに通じる


紅白なます
なま酢b  
お祝いの水引をかたどったものとされている


昆布巻き
昆布巻き   
「こぶ」と「よろこぶ」、「子生」をかけて


れんこん
れんこc   
穴が開いていて先が見通せるという縁起かつぎ

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さといも
さといも   
子芋がたくさんつくことから、子宝、子孫繁栄を願ったもの


クワイ
くわい    
上から大きな芽が必ず出るということから、めでたいとされる




祝い箸はなぜ両端が細い

正月三が日の祝い膳には、祝い箸を使います。昔から神が宿る霊木といわれる柳で作られ、両側が細くなっているのが特徴です。


祝い箸2本新

これには、片側は神様のもので、神様と一緒に食事をするという意味が込められているそうです。ですから、ひっくり返して取り箸に使うことはタブーだそうです。


大晦日に祝い箸に家族の名前を書いて神棚にお供えし、元旦に使ったら、そのまま割り箸のように捨ててしまうのではなく、自分で洗って(清めて)、松の内(1月7日)までは、その祝い箸を使います。

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おわりに

こうして見てくると、おせち料理には、無病息災、子孫繁栄を願った先人たちの想いが、いっぱい込められているのですね。おせち料理の重箱の中には、私たちの先祖が何代もかけて受け継いできた知恵がたくさん詰められていました。


デパートなどで売られてるおせち料理は年々豪華さを増しています。忙しい現代人には、それはそれで便利だと思います。


でも、私は、見かけはそれほどよくないですが、母が時間をかけて一生懸命作ってくれたおせち料理の味が今でも忘れられません。おせち料理は、おふくろの味を子どもの思い出に残す良い機会なのかもしれません。


年の暮れ、おせち料理を作るお母さんは忙しくて本当に大変だと思います。でも、家族のためにお母さんが一生懸命作ってくれたおせち料理は、お子さんの心に忘れられない「おふくろの味」として一生残っていくでしょう。


おせち料理は、一生懸命作ってくれたお母さんに感謝しながら、あるいは、そのおせち料理を買ってくれた親御さんに感謝しながら、そして伝統を受け継いできたご先祖様に感謝しながら、ありがたく、いただくものなんだよと子供たちに伝えていけたらと思います。

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