キレる子供の食生活 食事を変えれば性格も変わる!


キレる子供のたまり場のイメージ画像
近年、子供が想像を絶する凶悪犯罪に手を染めたり、暴力団まがいのリンチ殺人事件を起こして社会を震撼とさせる少年犯罪が相次いでいます。

イジメの問題にしても、昔と違い凶悪化が進み、キレる子供たちが増えてきたように思います。

子供がキレる原因については、親のしつけ、学校の教育のあり方、テレビやゲームの悪影響の問題などいろいろと言われています。確かにそれらの原因も影響しているとは思いますが、子供がキレる原因には、食生活の問題が背景にあることは、かなり昔からいわれてきました。

今回は食生活から見た子供のキレる原因について取り上げてみました。

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子供がキレる原因は食生活にあった!

キレる子供の食生活・キレる子供のイラスト改
子供がキレる大きな原因は、砂糖や精製された穀類の摂りすぎにあるということは、一部の専門家たちが、かなり昔から警告していました。

砂糖や精製された穀類(白米・菓子パン・うどんなど)を、大量に摂り過ぎる生活が続くと、血糖を上手くコントロールできなくなり安定した血糖値を維持できなくなる低血糖症になります。

低血糖症になると神経過敏になり、些細なことでもキレやすくなります。

血糖値が急激に下がると、「攻撃ホルモン」と呼ばれるアドレナリンが分泌され、イライラしたり暴力的になります。

砂糖・精製された穀類の摂りすぎ → 低血糖症 → キレやすくなる


◆低血糖症の症状
神経過敏・キレやすい・疲れやすい・無気力・集中力欠如・うつ・めまい・眠い・頭痛・忘れっぽい・不眠・不安・精神的混乱・発作的に泣く・反社会的・恐怖症・自殺志向など

実際に砂糖断ちをした人達がどんな風に変わったのか体験談が集められた動画です。



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子供がキレる原因の「低血糖症」と少年犯罪との関係

キレる子供の食生活・少年の後ろ姿の写真
犯罪を犯した少年たちの食生活を聴き取り調査したものがあります。

キレる子供の食生活・食事の表png1
2人とも朝食なしで、ジュース・炭酸飲料、スナック菓子のオンパレードで、大量の砂糖を摂取しているため低血糖症が疑われます。

キレる子供の食生活 子供の食事内容表2png 
犯罪に手を染める子供たちに共通している食生活は、大量の砂糖摂取です。清涼飲料水・お菓子などから砂糖を毎日大量に摂取しており、ビタミン・ミネラルはほとんど摂っていません。

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欧米での調査結果



低血糖症と少年犯罪の関係についての研究は、欧米で進んでいます。

当ブログでも以前取り上げましたが(参考:砂糖の害 脳も体もボロボロにする白い悪魔)、アメリカの科学者が、少年院に入っている8000人の青少年を調査した結果、砂糖や精白小麦粉中心の食事が、青少年の犯罪や非行を生むと発表しました。


またアメリカの保護観察官は、非行少年たちの食事から、砂糖や精白小麦粉で作った食べ物、カフェイン、アルコールを取り除く食事療法を指導したところ、通常は15~30%の更正率が、なんと80%の更正率になったそうです。


フィンランドでは、放火犯を調べたところ、放火犯の約半数が低血糖症であったと報告しています。一般に放火の動機として、イライラするので気晴らしに火をつけたというのが多いようですが、低血糖症の場合、イライラすることが大変多くなります。

日本での調査結果



日本でも、食生活とイジメとの関係について調査したところ、食生活が悪化すればするほど、イジメをする子どもが増えることが分かりました。これは男子でも女子でも同じ結果でした。

また、暴力、ゆすり、すぐカッとしてキレる14歳の日本少年に、食生活の指導を行なったところ、少しずつ食事が変わり、低血糖症の症状である「だるい、疲れた」という言葉を言わなくなり、それと共に行動も変わり、ゆすりもしなくなったそうです。

キレる子供の食生活を正しく指導した場合、性格まで変わるケースも多数報告されており、子供のキレる行動の背景には、低血糖症が関係している場合が多いと指摘する専門家も増えています。

キレる子供の食生活 砂糖の摂取量png表

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低血糖症以外で子どもがキレる栄養面での原因

キレる子供の食生活・学生のケンカのイラスト
◆ジャンクフード
子どもがキレる栄養条件としては、第一に低血糖症ですが、ジャンクフード(スナック菓子・インスタント食品・ファーストフードなど)によるビタミン・ミネラルの欠乏も問題です。

ビタミンB群、とくにB1の欠乏は、子どもをキレやすくします

◆カルシウム欠乏
カルシウムが足りなくなるとイライラしやすくなることは有名ですよね。

カルシウムには、脳が興奮するのを抑える作用があり、カルシウムが足りなくなると異常な興奮状態になったり、わずかの刺激にも過敏になりキレやすくなります。

この大事なカルシウムを奪ってしまうのが砂糖です。砂糖のような強い酸性食品が身体に入ると、身体は中性に保っておかないと大変なので、全力で中和しようとします。

その中和剤に使われるのが、全身の特に柔らかい組織、血液に溶けているアルカリ性のカルシウムです。砂糖の摂りすぎは、深刻なカルシウム不足を招き、子どもの神経をおかしくさせます

その他にも、子どもがキレやすくなる原因としては、食品添加物に含まれるリン酸塩や、マグネシウム欠乏なども指摘されています。

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食生活を変えてキレなくなった若い犯罪者

キレる子供の食生活・逮捕される少年のイラスト
世界各地に栄養と犯罪の関係の研究を広めている米国のアレキサンダー・シャウス博士の興味深い報告をご紹介します。


自動車盗で20回以上も逮捕された、ある若い男性がいました。彼は、自分が犯罪を犯すのは、家庭生活の崩壊、薬物、アルコールのためだと主張しました。

シャウス博士が、彼の逮捕前の7日間の食事を調べると、それはひどいものでした。砂糖、精白小麦粉で作ったパン、食品添加物でいっぱいでした。

野菜、果物、全粒粉食品はなかったそうです。その彼に、どのような食事をとったらいいのかを指導しました。

彼ははじめ、味がひどいとか、気がぬけたような味だとか不平を訴えました。シャウス博士は、そこで亜鉛ビタミンB6の値が低いのかもしれないと思い、亜鉛とビタミンB6の補助食品をとらせました。

次に、彼が訴えたのは、自分で食事の用意をするエネルギーがない、ということでした。そこでシャウス博士は、ビタミンB1葉酸の補助食品を加えました。

次に、彼が訴えたのは、皮膚がひどいということでした。その通り、彼の皮膚はニキビと脂汚れがいっぱいで酷かったそうです。そこで彼の食事に、もっと魚を増やし、ビタミンEを加えました。

最後に彼が訴えたのは、自分では頭がよいと思っていたのに、何も覚えることができなかったので、学校が憎い!ということでした。

知能テストを実施したところ、利口な少年だが、左半球障害があることが分かりました。そこで、ヘム鉄が豊富な赤身の牛肉を加えました。

すると、彼はもう不満を訴えることがなくなり、食事を改めるプログラムを実施してから6週間たった頃、彼は次のように話しました。

「先生がぼくに食べさせた食べ物がみな、こんな風に感じさせたかどうか分からないんですが、どういうわけか、アルコールが欲しくなくなったし、どんな薬もやりたくなくなりました。本当に両親につらい思いをさせたのを後悔しています。」

その後、彼は二度と逮捕されることはなかったそうです。


人は、身体が必要とする栄養素がすべて満たされていれば、アルコールに溺れることもなくなり、薬物も欲しがらなくなり、他へのいたわりの心も生まれるのだということを、この報告は教えてくれます。

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キレる子供の食生活 まとめ

キレる子供の食生活・炭酸飲料を持つ子供の写真
キレる子供の食生活には、共通したものがあります。清涼飲料水、スナック菓子、インスタント食品、ファーストフードなどを毎日食べ続けていると、低血糖症になったりビタミン・ミネラル不足から脳が正常にコントロールできなくなります。

もし、あなたのお子さんがキレやすいと感じてる場合には、食生活を見直してみませんか?お子さんが喜ぶと思って与えていた清涼飲料水やお菓子が、お子さんの脳に悪影響を与えているかもしれません。

砂糖入りの食べ物は確かに美味しく中毒性もあるので、なかなかやめられないと思いますが、なぜ砂糖がいけないのかを、よくお子さんと話し合って理解してもらうことが大切です。

キレる子供の食生活・果物のイラスト
甘みが欲しいときには、果物を与えてあげてください。そうすれば、ビタミン・ミネラルも一緒に摂れます。

ただし、発達障害の子供の場合には、果物は避けたほうがいいそうです(参考:発達障害の子供の治療!栄養療法で劇的に改善された子供達)。その場合には、キシリトールやエリスリトールといった血糖値を上げない甘味料を使います。

子供に食事代として与えてるお金が、菓子パンと沢山の炭酸飲料に毎日変わっていたら、そのお金はお子さんをキレさせるために与えてるお金になります。

冷蔵庫に沢山の清涼飲料水が入ってるのなら、今度からは、その清涼飲料水をミネラルウォーターや麦茶に変えてみることから始めてみませんか?砂糖の多い清涼飲料水を大量摂取していると、ADHDのような症状が出ることもあります。

キレる子供たちを増やしてしまったのは、私たち大人の責任です。イジメや非道な犯罪を犯してしまった青少年たちのニュースを見るたび、心がえぐられる思いがします。

食生活に、便利さと快適さを追い求めすぎた私たちは、今もう一度、自分達の身体に本当に必要なものは何なのかを見直すことが求められているのではないでしょうか。


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参考文献
  • 食原性低血糖症 大沢 博著
  • 砂糖をやめればうつにならない 生田 哲著



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