食品添加物は危険!?コンビニ弁当食べ続けたら、こんな事に!
食品添加物の危険性については、いろいろ議論されています。食品添加物は危険だ!いや安全だ!と意見は大きく分かれます。
A君
コンビニ弁当って、1週間おいといても腐らないんだってよ
B君
お?マジか?食中毒ならなくてええやん!
A君
お前アフォか!?腐らないっつーのは、食品添加物まみれってことやろ!!
B君
ふーん・・別にいいんじゃねぇ?うまけりゃ(笑)
1週間放置しておいても腐らないコンビニ弁当を、食中毒のリスクが減って良いと考えるか、あるいは、保存料の食品添加物まみれは危険だと考えるか、人それぞれ考え方は分かれるところだと思います。
果たして本当のところ食品添加物は危険なのでしょうか?
今回は、さまざまな食べ物に入っている食品添加物の危険性について考えてみたいと思います。
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食品添加物まみれで食品が作られていく衝撃動画
食品添加物の危険性について考える前に、私たちが口にしている食品に、どれほど多くの食品添加物が使われているかを、まずは、上の動画でご覧いただけますでしょうか。
最初見たときには驚かれるかもしれませんが、食品の裏側を知ることで、私たちの食品の選び方が変わってきます。
化学物質(食品添加物)まみれで、無果汁飲料が作られていく過程をどうぞご覧ください。
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コンビニ弁当食べ続けて栄養失調に!

大学入学と共に親元を離れて自炊生活を送る大学生が、毎日コンビニ弁当やコンビニ食品ばかり食べ続けて、栄養失調と診断されたという話は、最近では、さほど珍しい話でもなくなりました。
そういう私も、かなり昔になりますが、インスタント食品・レトルト食品ばかり食べ続けて栄養失調と診断された苦い経験があります。
医師に「栄養失調ですね」といわれた時には、思わず「はぁ???」と聞き返したほど、この飽食のご時世に、栄養失調とは・・・メチャクチャ恥ずかしかったです。
当時は栄養のことなど、まるで考えずに、忙しさにかまけて簡単・便利・安さだけで食品を選んでいました。その結果、栄養失調になるまで3か月かかりませんでした。
コンビニの食品だけに限りませんが、インスタント食品、レトルト食品の中に入っている野菜は、見た目は野菜でも、実際は、添加物処理されて栄養素が抜け出ています。
食品添加物を取りすぎると、ミネラルが抜けるなんて当時は知るよしもありません。私の場合、簡単・便利・安いのツケは、ジンマシン付きの栄養失調でした(^^;;
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食品添加物の危険性について
◆豚の流産・奇形の子豚

ある養豚農家で、月20万円のエサ代を浮かせるため母豚に賞味期限の切れたコンビニ弁当やおにぎりを約4ヶ月ほど与え続けたところ、死産が相次ぐという事件が起きました。
やっと生まれても奇形だったり、すぐに死んでしまったり、透明なはずの羊水はコーヒー色に濁っていたそうです。
賞味期限切れのコンビニ弁当といっても、弁当は賞味期限の2時間前に廃棄するので、腐っていたわけではなく、農場主が食べても問題のない品質だったそうです。人間でいうと、3食すべてをコンビニ食にしたのと同じ状態です。
農場主は慌てて元の穀物のエサに戻したところ、お産は元に戻ったそうです。
どこのコンビニ弁当だったのかを公表すると、パニックが起きるということで公表されませんでしたが、怖い話ですよね。
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えっ!狂牛病の危険性?!
セブン―イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)は店舗で販売期限切れとなった食品由来の飼料を使って生産した鶏卵の活用を始めた。
東京都と埼玉県のセブン―イレブン約1300店が排出した食品を取引先が配合飼料に加工し、指定の養鶏農場で使う。生産した鶏卵をセブン―イレブンの専用工場で、チルド弁当の材料にする。(出典 2016年8月22日 Yahoo ニュース)
この件について、武田邦彦先生(中部大学)が、「セブン・イレブンのコンビニ弁当は食べるな!狂牛病になる危険性がある」と警告しています↓(動画は0.00秒~4.46秒まで)
◆合成着色料(食品添加物)を摂ると、キレる子供になる?

Sunset Yellow may have an adverse effect on activity and attention in children.「この食品を食べるとキレる子になる可能性があります」
現在、日本でも使われている合成着色料の黄色5号(サンセットイエロー)を使用したEUの飲料には、上記の英文が表示されています。
イギリスの食品基準庁は、英・サウサンプトン大学の研究で、合成着色料を摂取した子供に多動性行動が見られたという報告を受け、この表示を義務付けました。
EU内からは「検証が不十分」という声もあったそうですが、「危険とは断言できないが安全ともいえない」という見解から表示されることになったそうです。

日本も、そんな風になってもらいたいです。私たち消費者は、○○の食品添加物は、何の効果のために使われていて、どんな危険性があるのかということをほとんど知らされていません。
専門家の先生方はご存知でも、私たち消費者は、何も知らずに口に入れているのです。私たちは、自分達が食べるものについて、もっと知る権利があるのではないのでしょうか。
私たちが食品添加物の危険性を知るのは、どこかで被害が起きてニュースになってからです。販売者の利益優先ではなく消費者の健康優先のシステムになってほしいものです。
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◆食品添加物の被害が報告されても深刻化するまでは無視

ハム・ソーセージのピンク色、ミニドリンクのオレンジ色、お菓子、サプリメントなどに広く使われている天然着色料の「コチニール色素」は、2012年5月、呼吸困難などの急性アレルギー症状を起こすとして、消費者庁と厚生労働省が注意を呼びかけました。
しかし、このコチニール色素(上の動画でも紹介されていたもの)については、ナント!1997年から日本全国の大学や病院からアレルギーを引き起こすという報告が何度もあったにもかかわらず、ずっと無視されてきたんだとか!
この間、どれだけの人たちがアレルギーで苦しんできたか分かりません。
やっと2012年5月に発表されても、アレルギー表示を義務化するでもなく、警告もされません。
博士
ちなみに、このコチニール色素は、カイガラムシを乾燥させて作ります。カイガラムシは、虫ですよ!虫ですから、一応天然です(笑)。

天然といわれると何となく安全なイメージがありますが、天然着色料だからといって安全ではありません。
アカネから抽出した天然着色料「アカネ色素」は、発ガン性があるとして2004年から禁止になりました。
食品添加物として安全だと認められていても、いつ何時、危険と判断され使用禁止になるか分かりません。
食品添加物の安全性試験は、行なった時代の水準での判断なので、科学の進歩によって判断基準もどんどん進化します。今日は安全でも、明日は使用禁止になるかもしれないのが食品添加物なのです。

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◆食品添加物の安全性試験は、複合摂取については調べてない
食品添加物は、安全性試験を行なって合格したものだけが認可されます。しかし、それは、あくまでも「1品」ずつの添加物についてのみ調べた結果に過ぎません。
「食品の裏側」の著者 安部司 氏が1つのコンビニ弁当には、ざっと数えても300種類の食品添加物が入っていると指摘します。
食品添加物は化学物質です。複数のものが1つの食品の中で混ざり合うことで化学反応を起こす可能性もあります。

実際、過去に、清涼飲料水に入ってるビタミンCと、保存料の安息香酸Naが食品中で反応して、毒性のある「ベンゼン」が作り出されるということが起きました。ベンゼンは恐ろしい発ガン性物質です。
このように、一つひとつの食品添加物の安全性が保障されてても、他の物質と反応して、どのような物質ができるか分からないという危険性を、食品添加物は、はらんでいます。
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◆1日摂取許容量(ADI)は、動物実験でしか行なわれていない

1日摂取許容量(ADI)とは、人がある食品添加物を一生涯毎日摂取しても何の影響も受けない1日の摂取量のことです。
これは動物実験の結果を人に当てはめて決められます。通常、ラット、マウス、犬などの飼料に食品添加物を混ぜて、長期に渡って観察するそうです。
しかし、寿命の短いラットの一生で大丈夫だからといって、人間の長い寿命に換算して、それで安全だと本当に言えるのでしょうか?
やはり、私は、そこに一抹の不安を感じてしまいます。
食品添加物は危険!?まとめ

現在、日本で認可されてる食品添加物は増え続けているといいます。
なぜ、これほどまでに食品添加物が使われるご時世になったかというと、販売業者だけの責任ではなく、私たち消費者が、簡単・便利・安いという食品添加物の恩恵を求めたからでもあると思います。
そういう私自身も、かつて簡単・便利・安いだけで食品添加物まみれの食品を食べ続け、栄養失調という痛いツケを味わいました。痛い思いを味わってはじめて、自分の健康は自分で守るべきものという当たり前のことに気付きました。
食品添加物についての議論は、危険だ!いや安全だ!と平行線をたどります。
仮に、今、安全だからといって将来いつ危険に変わるか分からないグレーゾーンのものは、子供たちの次世代のことを考えると、私はできるだけ避けていきたいと思います。
絶対に安全だ!と言い切れないものを、あえて摂り続けることはないと思いますし、ジンマシン付きの栄養失調になった経験からも食品添加物の安全性は疑問です。
ただ、これほど私たちの生活に食品添加物が浸透している以上、すべてを排除するというのも無理でしょう。それでも、少しずつでも、工夫の仕方次第で、できるだけ食品添加物を避けていくことは可能だと思います。
そのためには…
- どんな食品にどんな食品添加物が入っているかを知ること。
(YouTube動画にも食品添加物に関する情報は色々ありますよ) - 出来るだけ加工食品を使わないで自分の手で自然素材から料理すること。
この2つを実行することで、食品添加物はゼロにはならなくても、数はかなり減らしていけると思います。
どうしても忙しくて作る時間がないときには、レトルト食品やインスタント食品を使うことがあってもいいと思います。大切なのは、それを続けなければ、いいのです。
私たちは、急に豊かになりすぎて沢山の食品が氾濫する中、簡単・便利・安さに価値を置きすぎて、食べ物の中身を気にすることを忘れてしまいました。今もう一度、食品の中身を見つめなおす時が来ているのではないでしょうか。
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参考書籍
食品の裏側2 安部司 著
安心な食品の見分け方 安部司 著
なにを食べたらいいの? 安部司 著
よくわかる最新食品添加物
基本と仕組み 松浦寿喜 著
食品の裏側2 安部司 著
安心な食品の見分け方 安部司 著
なにを食べたらいいの? 安部司 著
よくわかる最新食品添加物
基本と仕組み 松浦寿喜 著
安部司さん話しを昨年初めて聞きましたが、本当に驚きでした。
仲間に、コンビニ弁当ばかり食べていると言っていた人がいましたが、その人はもう居なくなりました。
そう、死んでしまったのです。
食品添加物の安部さんの話しを妻にも聞かせ、今は、高いですが自然食のお店で買った玄米を焚いて食べており、身体の調子は良いです。
Y.Fujio様
コメントどうもありがとうございます。
コンビニ弁当ばかり食べていたお仲間の方が亡くなってしまったとは・・・本当にショックですね。遺されたご家族の方はどんなにかお辛いことでしょう。
その方も、私のように全身ジンマシンが出て栄養失調だと医者に言われれば、途中で気付けたでしょうに・・・とてもお気の毒で非常に残念です。
>食品添加物の安部さんの話しを妻にも聞かせ、今は、高いですが自然食のお店で
>買った玄米を焚いて食べており、身体の調子は良いです。
まずは、ご飯作りをなさる奥様の理解を深めるというのは、とても賢明な方法だと思います。お身体の調子も良いそうで何よりです。
病気になって医療費にお金をかけるよりも、普段の食生活の中身を吟味することにお金をかけたほうが、長い目で見るとお金がかからずに幸せに暮らしていけると思います。
Y.Fujioご夫妻は、とても素敵な暮らし方をなさっていらっしゃると思います。
そもそも身体の弱い者は、食品添加物を食べるたびに具合悪くしています。切望するのは、食べても体調不良にならない食品が多く店頭に並んで欲しいことです。
食品添加物は大量でなければ安全だと言い訳を耳にします。が、食品1つ食べる訳ではなく、何十年にも渡り、たくさん食べ続けるので、人によっては蓄積してしまうんです。今になって、身体の不調が出てくるのです。
以前は、食品添加物について、余り気にしなくて良いと考えておりましたが、そうもいかない、と気付かされました。
どうか、食べても吐き気のしない食品を、食品メーカーは作って頂きたい……。食べる物が悪いと、体調不良の半病人な感じで、精神的にも塞ぎがち、抑うつ的になるのです……。
食品添加物まみれの食品は、美味しいものも多いです。しかし、後ほど具合が悪くなってしまうのが残念です。
コメントどうもありがとうございます。
あなたが寄せてくださったコメント、私も全く同感です。おっしゃる通り、食品添加物の怖さは、気付かないうちに、じわじわと人の体と心を蝕んでいくところですよね。
食品添加物は、人体に直接害を与えなければ安全だといわれますが、他の栄養素の吸収を妨げる弊害も大きいと思います。
折角ビタミン・ミネラルの豊富な食品を摂ろうとしても、そこに食品添加物が加わると、大切な栄養素の吸収が阻害されてしまい、知らず知らずのうちに、どんどん栄養のバランスが崩れていきます。
ただでさえ農産物に本来含まれているはずの栄養素が、一昔前と比べて激減しているのです。そこに、更に食品添加物が加わると、バランスを崩しやすくなりますよね。
今は加工食品が増えて、お店に行けば、いろいろな食べ物が溢れています。でも、本当に安心して食べられる食品は、どんどん少なくなってますよね。
食品メーカーさんには、私たちが本当に健康でいられる食品を作っていただきたいと、心からお願いしたいです。
貴重なコメントをくださり、本当にどうもありがとうございましたm(_ _)m
リン酸塩は確かにミネラルの吸収を阻害しますが、そもそもコンビニ弁当などにはミネラルがあまり含まれていません。以前計算しましたが今手元に無いため曖昧な表現となり、申し訳ありません。
また、ADIに関しましては、種族の差、個人差を考慮し、マウスに害をなす量の1/100の数値を用いています。
大切なのは何種類含まれているか、ではなく、何をどれだけ摂取すれば危険なのか、食材にはどれだけの量が含まれているか、です。
その管理が出来ていない人間が、食材や添加物のせいにしても仕方ありません。自己管理くらいはきちんとしましょう。
やまだぴょん様
コメントどうもありがとうございます。
食品添加物の危険性については、意見が二分するのは仕方のないことだと思います。
やまだ様は、コンビニ弁当にはミネラルが元々含まれていないので、添加物が入っていても入っていなくても、あまり変わらないというご意見ですね。
おっしゃりたい意味は分かりますが、食品添加物の弊害についてはコンビニ弁当だけに限ったことではありませんよね。
また、やまだ様が以前計算なさったというのは、カルシウムやリンのような、いわゆる名前がよく知られている必須ミネラルについてではないでしょうか?
これらのミネラルは、検査しやすく、よく研究もされています。しかし問題なのは、必要量が非常に少ない必須微量ミネラルです。
必須微量ミネラルは、専門家によると、少なくても43種類はあると言われています。しかも、必須微量ミネラルが食品添加物で吸収を阻害された場合の肉体に及ぼす影響については、ほとんど研究されていないのが現状です。
ところが、天然素材でこれらの必須微量ミネラルを摂取することによって、ある種の疾患(うつ、リウマチ、アトピーなど)や発達障害の一部の人に改善効果があることが知られています。
この事実からも、私は食品添加物の危険性を感じています。
また、やまだ様は、食品添加物が何種類含まれているかは問題ではないように書かれていますが、食品添加物は化学物質ですよね。
沢山の化学物質が体内で混ざり合った場合、どのような反応が生じるかは、今の私たちの医学や科学では、推し量れない部分があると私は思っています。
しかも、それが何年、何十年も続いた場合、細胞レベルでどのような影響を与えるかなど、まだまだ私たちには分かっていない部分が沢山あると思います。
科学も医学も日々進歩していきますが、現代人が分かっていることは本当にわずかです。
人体は、非常に複雑で、人間の知識で推し量れない部分がまだまだ沢山あるでしょうし、今の自分達の科学や医学のレベルで、食品添加物が安全だと言い切るのは、少し傲慢な考え方だと私は思います。
>自己管理くらいはきちんとしましょう。
(*^▽^*)ノハイ
おっしゃる通り、昔の私は、食生活に関しては、自己管理が全くできていませんでした。お恥ずかしい限りです(^^;; 痛い思いを味わったお陰で、今は食品の栄養に関しては、非常に気にするようになりました。
アドバイスどうもありがとうございます。
冒頭でコンビニ弁当は一週間たっても腐らないと明示していますが、調べてみるとさすがに一週間では腐るようです。
腐らないような添加物を使っているから体に悪いといった話の持っていきようが成り立ちませんがどうしましょう。
八尾様
コメントどうもありがとうございます。
八尾様がお調べになった資料では、コンビニ弁当は1週間で腐るという結果だったのですね。私がこの記事を書くに当たって調べたときの資料とは、異なる結果だったということを教えてくださったわけですね。どうもありがとうございます。
ただ、お言葉を返すようで申し訳ないのですが、そもそも、コンビニ弁当が何日で腐るかということは、室温によっても異なりますし、季節によっても違ってくるでしょう。
5日で腐るか、1週間で腐るか、そのことは食品添加物の危険性を考える上で、それほど重要なことでしょうか?
八尾様は、私の記事を少し誤解なさっていらっしゃるようですが、私が、コンビニ弁当を1週間放置しておいても腐らないことについて触れたのは、その事を却って安全だと考える人もいれば、危険だと考える人もいる、つまり食品添加物については、意見が二分するという意味で書いたのです。
私は、○日放置しておいても腐らないといった単純な考えだけで食品添加物の危険性を判断しているわけではありません。私の判断基準は、あくまでも食品添加物が体内に入った時に、人体にどのような影響を与えるかです。
食品が何日で腐るかどうかは、外的環境が異なれば、当然結果も違ってきます。確かにコンビニ弁当は、普通の家庭で作った料理と比べると、腐りにくいことは確かです。
ただ、何日腐らないから危険だとか、室温によって変化するような結果を判断基準にして、食品添加物が危険だと考えているわけではないことを、どうかご理解いただければと思います。