子宮頸がんの検診の料金は?要再検査はヤバイ?
子宮頸がんは、検診で確実に予防できる癌です。
子宮頸がんワクチンを打たなくても、子宮頸がんは、検診で予防できます!
しかし、20代~30代に多い子宮頸がんは、初期にはほとんど自覚症状がないために、検診を受ける人が、残念なことにとても少ないのです。
子宮頸がんは、性交渉によってうつるウィルス(HPV)が原因なので、男性経験が一度でもあれば、誰でもかかる可能性のある病気です。
子宮頸がんは、ウィルス感染してからガン発症まで、平均10年くらいといわれていますが、いきなりガンになるのではなく、ゆっくりと進行していきます。
その間に、前がん病変(異形成)の段階があるので、検診で異形成を見つけて、その異形成の段階で治療すると、ほぼ100%治せるので、子宮頸がんは、検診で予防できるガンなのです。
若いうちは、自分が癌になるなんて想像もしないでしょうから、検診なんて面倒くさいと思うかもしれません。しかし、子宮頸がんは、若い女性に増えています。将来、元気な赤ちゃんを産むためにも、定期的に検診を受けましょう!
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目次
子宮頸がん検診の費用
2014年度から、子宮頸がん検診の無料クーポンは20歳だけになりました。
無料クーポンは、20歳だけになりましたが、その他に地方自治体が子宮頸がん検診の費用の一部を補助してくれるシステムもあります。
その適用条件は、会社の健康診断などを受けられない方で、20歳以上の偶数歳(22歳、24歳、34歳・・といった偶数歳)の方で、自治体が指定している病院で検診を受ける方が対象です。
また自費で子宮頸がん検診を受けた場合の費用は、3,500円~6,000円程度ですが、自治体で行なってる検診のほうが料金はお安くなりますので、詳しくはお住まいの市区町村までお問い合わせください。
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子宮頸がん検診 Q&A
Q.検診は痛みますか?
検診の時の痛みについては、ほどんど痛みを感じない人もいれば、激痛を感じる人もいます。私もかなり痛かったです。
組織の採取は、痛みを感じないですが、器具挿入が痛みを感じる場合が多いようです。息をゆっくり吐いて、お尻の力を抜くようにすると痛みが和らぎますよ。
Q.男性経験がないのですが、検診受けないとダメですか?
男性経験が全くない場合には、無理に子宮頸がん検診を受けなくていいそうです。
Q.月経中でも検査は受けられますか?
正確な診断をするために、月経中は避けたほうが無難です。誤診断につながるケースがまれにあります。
Q.検診は、どのくらいの間隔で受ければいいですか?
2年に1回検診を受けるように推奨されています。
Q.検診の前日に、気をつけることはありますか?
前日のシャワーでの膣の洗浄は避けましょう。
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子宮頸がんの検診って、どんなことするの?

問診表に記入します。
【年齢、気になる症状、不正性器出血の有無、月経暦(初経や月経の持続日数など)、妊娠・出産暦など】
子宮筋腫、子宮頚管ポリープ、子宮内膜症などの有無を内診します
綿棒や柔らかいへらのようなものを入れて子宮頸部の粘膜を採取します。検査そのものは、5分程度で終わります。
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子宮頸がんの検診結果
子宮頸がん検診を受けてから、2~3週間後に、検診の結果が封書で送られてきます。病院によっては、電話で検査結果を聴くこともできます。一度の細胞診で、ガンと診断されることはありません。クラスⅢ以上の人は、再検査が必要ですが、再検査は、コルポ診と組織診を受けることになります。
最初の検診で再検査が必要という結果が出ると、とても不安になりますよね。でも、そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。
1万人が子宮頸がんの検診を受けると、その中の120人に、要再検査の判定がでますが、実際にその中で子宮頸がんが見つかったのは7人だそうです。
仮に、子宮頸がんが見つかっても、早期に治療すれば完治しますから、要再検査の通知をもらったら、早めに再検査を受けるようにしましょう。

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子宮頸がんワクチンの副作用
子宮頸がんワクチンは、重篤な副作用が起きることで問題になっています。
子宮頸がんワクチンの副作用で、日本や世界中のあちこちで、少女達が重篤な副作用に苦しんでいます。歩けなくなったり、けいれんが止まらなくなったり、脳障害を起こし簡単な計算さえもできなくなってしまった少女達がいます。
子宮頸がんワクチンの副作用は、深刻です。頭痛・筋肉痛・失神・けいれん・おう吐・慢性的な痛み・感覚麻痺・呼吸困難・呼吸停止・ギラン・バレー症候群など、中には死亡した方もいます。
厚生労働省は、子宮頸がんワクチンの副作用の報告が増えていく中、2013年6月から、この子宮頸がんワクチンの「積極的な推奨」を中止しました。
しかし、この重篤な副作用が出る可能性のあるワクチンは、まだ禁止されていない状態です。
ポイント!
子宮頸がんは、ワクチンを打たなくても、検診で予防できます。
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子宮頸がんは、若い世代から発症しやすいガンですが、定期的に検診を受けることによって予防できるガンです。
2年に一度、検診を受けて、あなたの大事な子宮と健康を守ってください。
10年後、20年後、あなたとあなたの大切なご家族が笑顔でいられますように、子宮頸がん検診を忘れずに受けましょう!
◆郵送検診のリスク◆
子宮頸がん検診の中に、郵送検診というものがあります。検査キットを購入して、自分で細胞をこすりとって検査機関に郵送して結果を教えてもらう検診ですが、これって、かなりリスクが高いですよね。
子宮頸がん検診は、外子宮口付近の部分から粘膜をこすりとりますが、婦人科の先生は、場所を見ながら粘膜を採取しますが、私たちは、自分の目で確認できない状態で、手さぐりで、細胞を採取することになります。
場所を間違えて、採取したら、万が一、ガンができていても、異常なしの検査結果が出て、そのまま安心して放置して、症状が出てきた時にはかなり進行していたということにも、なりかねないです。
郵送検診を行ってる会社に問い合わせたところ、誤診断のリスクは確かにありますと、すんなり認めていました。
細胞の取り方によっては、誤診断もありえるので、郵送検診を申し込む際には、あらかじめ、その点を同意してもらった上で自己責任でお願いしますという回答でした。
郵送検診の場合は、料金も安くないですし、自治体で行ってる検診を受けがほうが費用も安くすみます。
郵送検診は、誤診断のリスクが高いので、病院での検査をお勧めします。
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