子宮頸がんの症状 初期は無症状だけど後が怖い
子宮頸がんの症状は、初期には、ほとんど症状がないというのが怖いですよね。症状が出始めたときに、病院に行ったら、既にガンが進行していますと言われたらショックです。
ホントこういうのが一番怖いです。痛いとか、苦しいとか、何かしらの症状があれば、不安になって病院に行くのですが、症状がない場合は、病院に行くきっかけがありません。
私の友人は、子宮頸がんで35歳で亡くなりました。とても元気で活動的な女性だったので、友人のお母様から訃報が届いた時には、信じられませんでした。
このブログをご覧になってる方の中にも、何か気になる症状があって、ご自身の症状が子宮頸がんかもしれないと不安に思ってる方もいるかもしれません。
子宮頸がんの症状は、初期にはほとんど症状がないそうですが、それじゃ、どの位、進行すると、どんな症状が出てくるのでしょうか。
私も、いつ子宮頸がんになるか分からないので、どんな症状が出るのか調べておこうと思いました。
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子宮頸がんの初期症状
子宮頸がんの進行期は、0期からⅣ期の5段階に分類され、さらに、Ⅰ期は4段階(Ⅰa1期、Ⅰa2期、Ⅰb1期、Ⅰb2期)に分けられ、ⅡからⅣ期は、それぞれ a、bの2段階に分けられます。0期、Ⅰa期(早期ガン)には、自覚症状はほとんどありません。まれに、接触出血がみられます。
子宮頸がんの進行にともなって出る症状

Ⅰb期、Ⅱ期では、接触出血以外にも不正出血(生理日以外)が起きるようになります。この時に、生理不順だと思い込んで、見過ごすことが多いそうです。
おりものには、血が混じるため、ピンク色や褐色のおりものがみられるようになります。
おりものは、ガンの進行にしたがって、肉汁や膿のようになって、量も多くなります。さらに進行すると、子宮ガン特有の強い悪臭を放つようになります。
痛みは、ガンがある程度大きくなってから初めて現れます。Ⅲ期以降では、腰痛、下腹部痛、足などに強い痛みが起こることがあります。
またガンが尿管を圧迫して尿が出なくなったり、ガンがリンパの流れをさまたげて、足がパンパンにむくんだりすることもあります。
Ⅳ期になると、血尿や血便が出ることがあります。また膀胱や直腸の壁に穴があき、尿や便が膣に流れ出てくることもあります。
初期の子宮頸がんの症状 | 自覚症状がない まれに接触出血 |
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進行した子宮頸がんの症状 | 接触出血・不正出血(生理日以外の出血)・おりものの異常(茶褐色のおりもの・量が増える)・腰痛・下腹部痛・足のむくみ |
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子宮頸がんの早期発見・早期治療は、定期検診が決め手!
子宮頸がんの初期には、自覚症状がほとんどないので、無症状で病院に行く人はいないですから、症状だけを手がかりに、子宮頸がんの早期発見をするのは難しいです。やはり、子宮頸がんの早期発見は、検診で見つけるしかないです。
子宮頸がんの検診は、2年に一度受ければ、早期発見ができて100%完治します。
2014年度からは、20歳になったときに、子宮頸がん検診の無料クーポンも発行されます。
以前は、20歳・25歳・30歳・35歳・40歳と、5歳間隔で無料クーポンがもらえたのですが、2014年からは、20歳になったときだけになってしまいました。
でも、20歳以降は、偶数歳には自治体のほうから、子宮頸がん検診の費用の一部を補助してもらえるので、安く検診が受けられます。
ただし、男性経験がまだない場合には、20歳になっても子宮頸がん検診は受けなくていいそうです。
子宮頸がんは、若い世代から発症しやすいですから、面倒でも、忙しくても、恥ずかしくても、2年に一度、子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。
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