長生きの秘訣の食生活!肉食のススメ
長生きの秘訣の食生活とは、皆さん、どのようなものだと思われますか?
私は、長生きの秘訣の食生活というと、できるだけ肉食を避けて腹八分目の食生活をイメージしてきました。
ところが、母が、お世話になってる医師たちが共通して話すことは…
長生きの秘訣の食生活は、肉を食べること!
「えっ!?逆じゃないの??? 肉を食べると、コレステロール値が上がって動脈硬化になるんじゃなかったっけ?」と、私の中では、肉食は長生きと正反対のイメージだったのですが、医師たちの話を聴くと、どうやら、そうではないらしいのです。
ということで、今回は長生きの秘訣と肉食との深い関係についてお伝えします。
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コレステロール値は、低すぎてもダメ

肉を食べるとコレステロールが増えて、動脈硬化が進んでしまい、心筋梗塞や脳梗塞などの怖い病気になるのが心配ですよね。
そのため、コレステロール値が高い人は、できるだけ肉食を避けてコレステロール値を下げようとします。
ところが、コレステロール値は低すぎてもよくないそうなのです。
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近年、コレステロール値が高いほど死亡率は低くなるという研究結果が出されたり、コレステロールを下げる薬を服用しても、心臓病の予防効果は見られないという結果も相次いで報告されてるそうです。
母のホームドクターの話だと、従来のコレステロール値の正常値より若干高くても、薬でコレステロール値を下げなくてもいいそうです。
コレステロール値が低すぎると、なぜダメなの?

血液検査の項目の中でも、コレステロール値というのは、私たちも、医師もよく気にする項目ですが、果たしてコレステロールって何なのでしょうか?
コレステロールは、体内に存在する脂質で、一つ一つの細胞を包む細胞膜の材料になります。人間の体は60兆個もの細胞から作られています。
その細胞が正常に働けるのは、それぞれの細胞が細胞膜に包まれているためで、細胞膜がなければ、人間は体の機能を保てません。この細胞膜の原料がコレステロールです。
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また、コレステロールは、体の機能を正常に維持するために不可欠な副腎皮質ホルモンや性ホルモンの材料にもなります。
食事でとった脂肪の消化・吸収を助ける胆汁酸の合成にもコレステロールが使われます。
なので、極端な菜食主義や食事の偏りがあってコレステロール不足になると、血管がもろくなったり破れやすくなったり、ホルモンにも影響が出てきてしまいます。
LDL(悪玉)コレステロール単体では悪さはしない

コレステロールには、皆さんよくご存知の通り、善玉コレステロール(HDLコレステロール)と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)がありますよね。
善玉(HDL)は、体内に蓄積されたコレステロールを排出して動脈硬化を予防してくれる良い奴ですが、悪玉(LDL)は、血管に溜まって動脈硬化を起こす悪い奴だと、みんなから嫌われてますよね。
しかし、悪玉コレステロールが、本当に悪玉となるのは、活性酸素と結びついて、過酸化脂質になったときなんだそうです。この過酸化脂質こそが真の悪玉の親分で、血管をボロボロに傷つけます。
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たとえていうと、悪玉コレステロールが末端の子分だとすると、活性酸素が兄貴分、過酸化脂質が親分というところでしょうか。
ですから、悪玉コレステロールは、末端の子分なので、自分一人では悪さをしないそうです。活性酸素の兄貴分がいなければ、大人しいわけです。
ということなので病気の元となる過酸化脂質を作らないためには、兄貴分の活性酸素を極力へらせばいいのです。
その活性酸素を消去するのが、野菜や果物のフィトケミカルです。
肉を食べるときには、フィトケミカルをたっぷりと~♪

フィトケミカル(“phyto”は植物、“chemical”は化学成分という意味)とは、植物に含まれる化学成分のことで、フィトケミカルは活性酸素から体を守る抗酸化作用があるということで注目されています。
肉を食べるときには、野菜や果物をたっぷり摂るようにと言われるのは、肉の栄養素に悪い働きをさせないためです。
コレステロールがなければ、大切な細胞膜を維持できず、血管が破れやすくなったり免疫力の低下を招いてしまいます。
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食生活が欧米化する以前の日本では、脳出血が非常に多かったそうですが、その理由は、高血圧に加えて、コレステロール不足のために血管がもろく、破れやすかったためだと言われています。
肉は、たっぷりの野菜や果物と一緒に食べれば、健康に長生きできる大きな活力になります。
ホルモンの材料になる肉のコレステロール
人は、50歳前後に、性ホルモンの分泌量が大幅に減り、老化のスピードが上がっていきます。
そのため食事から性ホルモンの材料を大量に補う必要があります。その材料になるのが、肉のもつコレステロールです。
ま と め

●週2~3回、肉をしっかり食べること!
●肉を食べるときには、活性酸素をふやさないために野菜もたっぷり摂ること!
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