花粉症に効くハーブティー!効果があるのはコレ!
「今年もまたつらい花粉症の季節がやってきた。あぁ!憂うつだ」
「花粉症になってから花見にも行けない。花見行きたいなぁ。。。」
花粉症の時季になると、あちこちから切ない嘆きの声が聞こえてきます。
分かります分かります!この時季は本当に嫌ですよね。
少しでもつらい症状を和らげようと花粉症対策をいろいろ試されたと思いますが、ハーブティーで花粉症対策はやってみましたか?
ハーブティーを飲んで花粉症対策をされた方々の声を聞くと、思ってた以上の効果だったので、その後もずっと飲み続けてる方も多いそうです。
私も、ハーブティーは10年以上愛用していますが、初めてその効果を体験したときは意外な効果の大きさに驚きましたが、今では無くてはならない生活必需品となっています。
副作用の問題で花粉症の薬が飲めない妊婦の方も、ハーブティーなら安心して飲めます(※一部のハーブティーは妊婦の方が避けたほうがいいものもあります)。
あなたもハーブティーで花粉症対策をしてみませんか?
今回は、花粉症に効果のあるハーブティーについて取り上げてみました。
花粉症に効果のあるハーブティー

ハーブには、さまざまな効果効能があるといわれています。花粉症に効果があるといわれているハーブを集めてみました。
優れた薬効を持つことで有名で、世界中でも最も親しまれているハーブの一つ。
ジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類があり、一般に多く飲まれているのはジャーマン種のほうで、ローマン種は少し苦味があります。
粘膜系の過敏症を緩和し、ヒスタミンの生成を抑え、かゆみを軽減します。
8月~11月頃に起きるキク科アレルギー(ブタクサ・ヨモギ)の花粉症の人は、避けてください。
マスカットのような甘い香りで、優しい味わいのお茶です。抗アレルギーや抗ウィルスの作用があるため、花粉症や風邪の初期症状に効果があります。ペパーミントとブレンドすれば、より発汗作用が高まります。
また神経をなだめて不安を取り除いたり、ゆううつな感情をやわらげる効果があるため、寝る前に飲むと、すこやかな眠りへと誘うでしょう。
スーッとするメントールの刺激的な香りが、頭をスッキリさせ気分をリフレッシュさせてくれます。
ヒスタミンの放出を抑えて、炎症を鎮め、かゆみを軽減しますので、花粉症やアレルギー性鼻炎による不快な症状を和らげます。解熱、発汗作用があるため、風邪の時に有効で、せき・痰・鼻水・鼻づまりを楽にしてくれます。
ドライのネトルの葉は、緑茶によく似ていて、味も香ばしく緑茶感覚で飲めます。ビタミン・鉄分・カルシウム・マグネシウムなどの栄養素が豊富に含まれていて、貧血を予防して、生理の出血量をコントロールするなど女性特有の悩みにも効果があります。
花粉症や皮膚炎などのアレルギー症状を緩和しますので、花粉症の予防に、早めの時期から日常的に飲みたいハーブです。
妊娠中の人、子どもは使用量に注意しましょう。

薬のような苦味のある香りですが、スッキリとした味わいです。殺菌効果、抗ウィルス効果が高く、粘膜の炎症をやわらげ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、痰など、風邪や花粉アレルギー症状を緩和します。
風邪の予防として飲むのもよいでしょう。のどが痛いときのうがいにも適しています。
多量に摂取すると刺激が強いので、毎日続けて、長期間の飲用は避けましょう。
目が輝くように綺麗になることから、アイブライトと名づけられたハーブ。古くからあらゆる目のトラブルに効果があるとされ疲れ目の民間療法の治療薬として使われてきました。
目の充血、かゆみ、痛み、炎症、疲れ目、涙目、ドライアイなど、花粉症やアレルギーの症状を緩和し、鼻水が止まらない時や、のどの痛みなどにも効果があります。

北アメリカの先住民が虫刺されや傷の手当に使っていたエキナセアは別名「インディアンのハーブ」とも呼ばれ、免疫力を高める作用があるので、花粉症対策に、シーズン前から飲み続けると効果があるといわれています。
抗ウィルス作用もあり、風邪やインフルエンザの熱が出たときにも、我が家はこのエキナセアを愛用しています。抗菌作用もあるので、下痢の症状や膀胱炎の緩和にも役立ちます。
長期間の連続使用で効果が薄くなっていくので、ドイツコミッションEでは、連続使用期間を最大8週間としています。1週間飲んで1週間休むという繰り返しがいいそうです。
多量に飲むと、めまいや吐き気を生じることがあります。妊娠中、授乳中の方の使用は避けてください。キク科アレルギーの人は注意が必要です。
ステロイド薬などの免疫抑制剤と併用すると、薬の効果が減少するので注意が必要です。
爽やかで飲みやすいハーブです。神経の緊張を緩め、ストレスを和らげます。ストレスから来るアレルギーにはより有効です。
花粉症には、メリッサのハーブティーを1日3~4回飲めば、穏やかな抗ヒスタミン効果があります。

料理のスパイスとしても有名なタイム。多くの品種がありますが、ハーブティーに用いるのはコモンタイム。
風邪やインフルエンザなどの感染症対策に有効。のどがイガイガするときには、濃く抽出した液で、うがいをするとスッキリします。
のどの痛みや痰を取り除くなど呼吸器系の症状を緩和する作用があります。
妊娠中や授乳中、高血圧の人は、長期にわたる常用、大量の使用を避けてください。
南アフリカ原産で、活性酸素を取り除き、健康維持、老化防止に役立つことから、古くから原住民の間で「不老長寿」の飲み物として親しまれています。
薬やストレスで活性酸素がたまっていると、炎症を悪化させるので、ルイボスティーだけで花粉症が緩和される人もいます。
花粉症やぜんそくといったアレルギーの諸症状の改善に役立ちます。
日本では甘草(かんぞう)の名前で広く知られてる植物で、砂糖の50倍の甘さを持ちながら低カロリーなので、ダイエット甘味料としても使われています。
リコリスティーには、抗アレルギー作用、消炎作用、去痰作用があることから、鼻粘膜の腫れや充血を防ぎ、咳を鎮め、のどの痛みを和らげます。
さらに、副腎皮質ホルモンと似た作用があるため、ストレスからくるウツやイライラ、消化不良などを緩和するのにも役立ちます。
甘みが強いため、他のハーブに少量ブレンドして飲用することが多いハーブです。
長期使用、多量の服用は避けてください(1日の使用量1~5g、6週間の使用が上限)。妊娠中、授乳中、高血圧の場合は、使用を避けてください。
花粉症に効果のあるハーブティー・ブレンドレシピ

最初は、花粉症に効果のあるハーブを1種類で試されてみるのもいいですが、慣れてきたらハーブティーの効果を高めるためにも何種類かのハーブをブレンドしてみましょう。
苦味などで飲みにくいハーブも、ブレンドすることにより飲みやすくなります。また相乗効果により薬効を高めます。
飲むタイミングは、特に決まりはありませんが、1日3回、食後に飲むことを習慣づけるのもいいでしょう。
始めは薄めに入れましょう。濃いものを回数少なく飲むよりも、薄くして回数を多く飲むほうが効果的です。1日3~4杯飲むのがいいでしょう。
花粉症に効果のあるハーブをベースにして、香りや味を整えるために好きなハーブを加えます。ブレンドするのが面倒な場合には、花粉症対策用にブレンドされたハーブも売られています。
通常、カップ1杯分(150~180cc)のドライハーブの分量はティースプーン山盛り1杯です。
エルダーフラワー・・・0.5
ローズヒップ ・・・0.5 ※数字は配合の割合
目のあらゆる症状に効果的なアイブライトには抗ヒスタミン作用があります。
呼吸器系、粘膜に働きかけて鎮静する働きもあります。
ネトル ・・・1
リコリス ・・・1
レッドクローバー ・・・1
アレルギー体質を改善する働きや、消炎作用のあるハーブのブレンド。
※長期服用の場合は、リコリスは除いてください。
※レッドクローバーは、妊娠中や子どもへの使用は避けてください。
ルイボス ・・・1
ローズ ・・・1
鼻やのど、目のかゆみなどからイライラするときは、香りがよく色がきれいなこのティーを。抗アレルギー作用と疲労を取り除いてイライラをなだめる効果があります。
ペパーミント・・・1
マリーゴールド・・0.5
抗ヒスタミン、抗アレルギー作用のあるハーブのブレンド。花粉シーズン前から飲み続けておくと、花粉症の症状を抑える効果が期待できます。
※キク科アレルギーの人は注意が必要です。
タイム ・・1
鼻風邪に役立つといわれるシナモンには粘液の排出を促進する働きが、タイムには抗菌作用があります。入れたての熱いティーから立ち上がる蒸気を鼻から吸い込みながら飲むと、効果も上がります。
※シナモンは、スパイス程度の少量使用はとくに問題ありませんが、妊娠中、高血圧、糖尿病の薬を飲んでいる人は大量使用は避けてください。
※タイムは、妊娠中や授乳中、高血圧の人は、長期にわたる常用、大量の使用は避けてください。
おわりに

ハーブティーは薬ではありませんが、自然が持つ力は、時に私たちを優しく癒してくれます。
ハーブティーを飲んでいると、自然と体質改善されていき、気付いたら病院に花粉症の薬をもらいにいかなくなり、マスクも買わなくなったという方もいます。
あなたも1杯のハーブティーから体質改善を始めてみませんか?

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